2019年度より着任しました助教の清水麻希と申します。

私の専門はダイヤモンドやカーボンナノチューブ等の炭素材料を用いたデバイス・センサ作製の研究です。

ダイヤモンドは宝石として有名ですが、近年ダイヤモンド半導体を用いた研究が盛んにおこなわれています。ダイヤモンドに含まれるNV中心とよばれる欠陥は室温、大気中で量子状態の検出が可能な系であり、それを使った磁場、電場、温度等の高感度・高分解能のセンサとして応用が期待されています。センサの高感度化や機能化、そしてそのセンサを使った材料物性・バイオ等の計測を目指します。

物性の計測対象として興味を持っているのはカーボンナノチューブ(CNT)です。CNTは非常に細くて優れた導電性・熱伝導特性をもつため、透明導電膜やトランジスタ等様々なデバイス応用が検討されています。また、優れた熱電特性をもっていることも特徴です。これらのナノサイズの物性をNVセンタを使って明らかにすることにより、デバイス特性の改善を目指したいと思っています。

量子センサの実用化や応用に向けて物性計測を行い、また、その物性を利用して新しい技術を開発していきたいと考えています。研究室に配属されたあ材料作製から計測まで自分で取り組んでいただきます。立ち上げ等を今ちょうど頑張っているところで、興味のある方は是非見学しにきてください。